変数について

 次に、C言語のみならずプログラミングにおいて重要な要素である「変数」について説明します。

 プログラムで処理される値は、パソコンの「メモリ」と呼ばれる一時的な記憶装置に保管され、取り扱われます。この「メモリ」は、よく作業机やテーブルに例えられ、変数や値などは机に置かれる物に例えられます。メモリの容量が大きい=机の広さが広い、つまり、沢山ものが置けるといったような感じです。

 さて、机の上にりんごを置くことを考えましょう。4つのりんごを机の上に置いておきます。スーパーで2個買い足したので、その文を更に机の上に置きます。その後、りんごを食べたくなったので、3個を机の上から取り上げて、皮をむいて食べました。当然ですが、残りのりんごの数は、4個 + 2個 - 3個で3個です。このとき、りんごはバラバラに置くよりも、りんごを入れる箱やバスケットみたいなのを用意し、その中にりんごを入れておいた方が机のスペースを有効に利用できるでしょう。整理整頓です。

 プログラムでも同様で、今回のりんごのように数が変化するものであれば、専用の箱を用意して出し入れした方が処理がしやすく、プログラムの見た目的にもわかりやすくなります。この箱のことを変数と呼びます。

 プログラムの見た目的にもわかりやすい、というのはどういうことかを説明します。変数には好きなように名前がつけられます。「a」とか「b」とかそういう名前でも構いませんし、先ほどのりんごの件であれば「apple」という変数名にすることも可能です。処理の流れからしてわかりやすい名前をつけておけば、後からプログラムのソースコードを確認した際に見やすくてわかりやすいという利点があります。例えば、5人が受験したテストの平均点を求めたい場合、合計点が入る変数を「sum」とし、平均点が入る変数を「average」として、

average = sum / 5;

 と書けば、誰が見ても、どのような処理をしているかがわかりやすいソースコードになるでしょう。次回は変数の使い方について、もう少し詳しく紹介します。

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