ヘッダファイルを自作する

 C言語には標準で、様々なヘッダファイルが用意されています。プログラマーさんは、用途に合わせて、標準のヘッダファイルをincludeすることになります。

 ただ、標準のヘッダファイルとは別に、ヘッダファイルを自作することも可能です。以前お伝えしたサブルーチンのように、main関数の外で処理を定義することになりますが、main関数と同じファイルではなく、別のファイル(ヘッダファイル)に、そのサブルーチンを記述し、メインのソースファイルで自作ヘッダファイルをincludeします。

 早速、自作ヘッダファイルを作成してみましょう。XcodeやEclipse等を利用している方はファイルメニューから新規ファイルの作成を行い、plus1.hという名前のヘッダファイルを作成し、以下のようにソースコードを書いて下さい。

int plus1(int x) {
    int y;
    y = x + 1;
    return y;
}

 そして、main関数の書かれたソースファイルでは、以下のように記述します。

#include <stdio.h>
#include "plus1.h"

int main(int argc, const char * argv[])
{
    
    // insert code here...
    int x = 1;
    
    x = plus1(x);
    
    printf("x = %d\n", x);
    
    return 0;
}

 このプログラムを実行し、

x = 2

 と表示されることを確認して下さい。このようにして、ヘッダファイルを自作することが可能です。サブルーチンをヘッダファイルに記述する利点としては、他のプログラムでも利用できる(再利用)という点があります。今後、2個、3個とプログラムを作成していく上で、以前作成したプログラムから再利用するときに、ヘッダファイルに書かれていれば、すぐに利用できます。ソースコードが見にくくなる(理解しにくくなる)欠点はありますが、開発の現場では、このような使い方は多く使われています。

 注意:自作ヘッダファイルをインクルードするときは、「#include "plus1.h"」のようにだぶるクォーテーションで囲って下さい。「< >」で囲むのは、標準ヘッダファイルのみです。

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