条件によって処理を分ける

 今までの当講座で掲載したプログラムは、全て上から下へ一直線に処理をするプログラムでした。今回から暫くは、処理の方向を分けたり、上に戻ったりする処理およびプログラムの書き方について解説していきます。まず最初に、処理の方向を分けるプログラムについて、お話させていただきます。道路で言えば、Y字路や十字路、○叉路のようなものです。

 例えば、ある変数の中に入っている数値によって処理を分けたい場合があるでしょう。身近な例でたとえます。以前テレビのお笑いで「3の倍数のときにアホになります」という芸が流行りました。もし、「3の倍数のときにアホになる」、つまり、変数の中に入っている数値が3の倍数であれば、通常とは別の表示をするようなプログラムを作りたいとします。その場合、余りを求める演算子「%」を用いて「(変数) % 3」のように書いて余りを求め、その余りが0であれば特別な処理をする、という書き方で実現できます。

 もう少しプログラム的な例で言うと、「合計○○円以上は送料無料にする」という処理はどうでしょうか。今のAmazonは基本的には何円でも送料無料ですが、以前は合計が1500円以上は送料無料という買い物のルールでした。この場合、合計料金を見て、それが1500円未満であれば、合計に一律の送料を加えるという処理をするようにプログラムを書けば良いのです。

 分岐のための判定の方法は、何種類かあります。上記の例で言えば、「3の倍数のときにアホになる」表示をするプログラムの場合は、「余りが0かどうか」という判定方法、「合計○○円以上は送料無料にする」プログラムの場合は、「合計が○○円以上かどうか」という判定方法です。このように、「この変数の中身が○○である」という判定方法と、「この変数の中身が○○以上(以下、より大きい、より小さい)」という判定方法があります。他にも、「この変数の中身が○○では無い」という判定方法や、複数の条件を用いて「両方とも条件を満たしているかどうか」や「片方だけ条件を満たしているかどうか」という判定方法もあります。詳細は、後の記事でお伝えします。

 このように、ある条件によって処理を分けるという概念は、C言語に限らず様々なプログラミング言語で採用されていますので、しっかり理解しておきましょう。次回からは、C言語でどのように条件分岐のプログラムを書けば良いかを、少しずつお伝えしていきます。

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