データ保存のためのファイル処理

 今回からファイルの入出力処理について説明していきたいと思います。CodepadなどのWeb上のツールでは使用できないところが多いので、注意してください。

 どういうプログラムを作りたいかを色々と考えていると、何らかのデータを保存したいと思われるかもしれません。例えば、ゲームを作るのであれば、ハイスコアであったり、一旦休止する際に途中状態を保存したり。最後に起動した日時を保存したい場合もあるかもしれません。また、保存ではなく、例えば、何らかの設定ファイルをロードしたいということもあるかもしれません。Web系のシステムでは、よくデータベースをデータ保存のためのサーバ(ソフトウェア)として用いられていますが、今回のC言語入門のレベルからは大きく外れてしまいます。

 他にデータを保存する方法として、C言語のプログラムからパソコン上のテキストファイルを読み込んだり書き込んだりすることでデータのセーブ・ロードが可能になります。今回から何回かに分けて、C言語によるファイルの入出力処理について扱っていきたいと思います。

 さて、様々なファイル入出力の命令をご紹介する前に、どのような手順を踏んでファイルへの書き込み・読み込みを実現するかに触れたいと思います。読み込みたい(書き込みたい)ファイルを指定さえすれば、ファイルの読み込み・書き込みが出来るわけではありません。少々面倒ではありますが、以下の手順を取ります。

  • 1. ファイルをオープンする
  • 2. ファイルの読み書き
  • 3. ファイルをクローズする

 以上の手順を踏む必要があります。まずは、ファイルを指定して、そのファイルをオープンします。これがファイル入出力の処理の前準備処理になります。ファイルをオープンすることで、そのファイルに読み書きすることが可能になります。何らかの読み込み・書き込みの処理が終了したら、必ず、ファイルをクローズします。ファイルを閉じることで、後始末が完了となります。C言語のルール上、どうしても上記の手順を踏まなければなりませんので、よく覚えておいてください。次回は、ファイル入出力の処理として理解しておく必要がある「ストリーム」という概念について説明します。

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